五月病と適応障害
春になるとかかる人が多い病気、五月病。
でもこの「五月病」「六月病」は正式な名称ではないのです。
五月病の正式な名称は適応障害といいます。
適応障害は失恋や仕事のトラブルなど何か環境を変えるような出来事が影響して起こります。外からのストレスによって起こるものが適応障害で、中でも入学や入社を機に起こるものを五月病と呼びます。
適応障害の主な症状としては気分の落ち込みや不安感です。
子どもが適応障害にかかるとおねしょや指しゃぶりなど赤ちゃんの時に戻ったような「退行現象」がみられます。不安感や抑うつ感から摂食障害や頭痛、肩こり、腰痛などの症状もあらわれます。精神的な不調と身体的な不調が重なり仕事や学校に行くことができなくなる場合もあります。適応障害にかかった人には皇太子妃雅子様などがいます。
適応障害の治療はまず原因となっているストレスを軽減することから始まります。環境が原因で適応障害になっている場合は環境を調整する必要があります。適応障害はストレスが過剰に溜まった状態です。場合によっては休学や休職も必要です。同時に抗うつ薬や抗不安薬の投与も効果があります。ゆっくりと休み、エネルギーを回復したら、徐々にもとの環境に身体と心を慣れさせます。
適応障害への予防としては環境が変わったら、過剰なくらい休みを取ることです。新しい環境に慣れるには誰しもエネルギーがたくさん必要です。そのため、普段より休むくらいでちょうどよいといえます。
